ホスティング ＝ レンタルサーバー
ホスティングとは自前でサーバーを構築・運用するのではなく、外部から借り受けるサービスのことをいいます。
インターネット上で例えばホームページを公開したり、独自ドメインを使ったメールの送受信をしたりするためには、インターネット上のデータの置き場所が必要になります。一般にサーバーといえば、この場所を指します。 しかし、このサーバーを自前で運用するためには、機器を購入する際の資金面の負担、運用し保守点検のための手間や難しさ、こういった点でハードルが高いため中小企業や個人には手を出しづらいものがありました。
それでも、サーバー環境を自前で運用することによってビジネスや情報発信の面で得られるメリットは少なくありません。
ホスティングは、そんなニーズに応える形で生まれたサービスです。 コストの面では、設備を整えるための初期費用、およそ数十万円を数千円に抑えることができます。また、初めのうちは最小限のレンタル、事業が拡大するなどして、更に必要がでてきたらまたレンタル、といった具合に実情に合わせて柔軟に対処できるので、コストの面でも運用、管理の上でも無駄を抑えることができます。 また、保守管理も業者に任せることができるので、専門的な知識や技術を持つ人でなければ保守点検はできなかったり、休みなくメンテナンス・維持し続けなければならなかったりと人員の確保や知識の習得、手間や時間の面でも負担が大きく軽減されます。 コストも人員も限られた企業や個人でも、あるいは初心者でも容易にサーバーを構築したり運用したりすることができるわけです。
サービスの内容
個人なホームページに対応した数百円／月程度の低価格なタイプや、企業向けのデータベースやプログラムに対応した拡張性の高いタイプ、また一つのサーバーを複数のユーザーに割り当てる機能を持ったタイプもあり、料金やその機能も多彩です。 それぞれの事情に合わせて利用するタイプを選べることも魅力の一つです。
ホスティングサービスを提供している業者
ホスティングサービスの内容だけでなく、提供する業者もまた多様です。ホスティングを専門とした業者、いわゆるレンタルサーバーも数多くありますし、またプロバイダーによるホスティングサービスもあります。 こういったプロバイダーのホスティングサービスは、インターネット接続でのサービスもあわせてトータルなサポートと特典が受けられることが魅力でしょう。
ＯＣＮで見てみますと、個人で利用するのに必要な独自ドメインを使用したメールやホームページの管理のサービス、企業、特にＥＣサイトで必要となるアクセスデータの解析や商品の受注管理、双方向の通信サービスなどなど、対象となる顧客層も、必要とされるサービスも幅広く用意されています。
日本で最多の加入者数を持つだけあってインターネット接続契約後、安心感やサービスの幅広さから、またビジネス上「ＯＣＮ」の信頼性から契約する人が多いようです。 必要とするサービスを過不足なく利用できるか、そしてサポート面やアフターサービスが充実しているか、業者やプロバイダーに直接問い合わせてみましょう。